ITヘルスケア学会学術大会でデイケアのスマート化に関する講演

5月27−28日に名古屋大学で開催されるITヘルスケア学会学術大会で下記の講演を行います。

「センサとAIによるケア記録の自動生成システムへの挑戦」
演者:荒川 豊(奈良先端科学技術大学院大学 准教授/JSTさきがけ研究員)

特定小規模多機能型と呼ばれるデイケア施設が全国に広がっていますが、ケアする側の負担が大きく、ケア記録などドキュメンテーションの作業がおろそかになっているという現状があります。その問題に対して、センサとAIを用いて、半自動的に、誰がいつ何をしていたか、という行動記録をつけるシステムを開発中です。すでに1年半、近隣のケア施設で実験を繰り返していますが、IT以外の問題点も含めて、実験を通して得られた知見を発表したいと思います。