NICTのデータ連携・利活用による地域課題解決のための実証型研究開発(第3回)に,九大,コロプラ,九工大による提案が採択されました。
大規模位置データ連携による観光施策立案評価システムの研究開発
受託者:国立大学法人九州大学(代表研究者),株式会社コロプラ,国立大学法人九州工業大学
概要: 本研究開発では、モバイル広告から得られる位置情報ビッグデータを基盤とし、SNSやレンタカー情報等の異なるビッグデータとのデータ連携を行った上で、自治体が実施するさまざまな施策やイベントの効果測定を簡単に行えるようにするEBPM(Evidence Based Policy Making)支援システムを開発する。提案システムでは、位置情報データとイベントデータを持続可能な形で収集・分析・提供するかということが肝となる。特に、地域イベントを網羅的に収集するために、データドリブンかつ対話型のデータ収集システムを実現する。同時に、収益モデルの検証まで踏み込み、持続可能な観光施策立案評価システムのエコシステムをデザインする。