オフィスワーカーが座り過ぎすることによって,腰痛や肩こりを引き起こすことが知られています.そのため,自身の体型にあうように椅子を調整することが重要であり,市場にはさまざまな高機能チェアが販売されています.しかしながら,実際,その椅子の上で,どのような姿勢で作業をしているのか,本当に良い姿勢になっているのか,という定量的な計測が行われていません.そこで,我々は常時姿勢センシングが可能な椅子を開発しました.
- Yasuhiro Otoda, Teruhiro Mizumoto, Yutaka Arakawa, Chihiro Nakajima, Mitsuhiro Kohana, Motohiro Uenishi, and Keiichi Yasumoto, “Census: Continuous Posture Sensing Chair for Office Workers,” 2018 IEEE International Conference on Consumer Electronics (ICCE), January 2018.
- 音田恭宏, 水本旭洋,荒川周造,小花光広,中島千尋,上西基弘,荒川豊,安本慶一, “着座姿勢に基づくワークプレイスの高機能化の検討,” 情報処理学会全国大会, 6T-05, 2017年3月18日.
- 音田恭宏, 水本旭洋, 荒川豊, 荒川周造, 中島千尋, 小花光広, 上西基弘, 安本慶一, “椅子に装着したモーションセンサを用いた着座姿勢推定手法,” 電子情報通信学会ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会, 2017年3月2日, 石垣市.