糸島市と観光動態分析に関する共同研究開始

九州大学と糸島市の糸島市協定大学等課題解決型研究事業に基づき、2021年12月1日から九州大学・伊都キャンパスが位置する糸島市の観光動態分析を実施することを記者発表しました。

本共同研究では、荒川教授が代表として、2020年度より実施中の国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)委託研究「大規模位置データ連携による観光施策立案評価システムの研究開発」の成果を活用します。具体的には、上記委託研究の成果の一部を活用して商用化された『おでかけウォッチャー』や、九州大学で開発中のイベント検知アルゴリズム等を駆使し、糸島市内外の観光地約100 か所に関して、どんな人がどこからどんな目的できて、どのように周遊しているのかを明らかにします。同時に、観光地が持つ地域特性を明らかにします。さらに、ヤフー株式会社『DS.INSIGHT』を組み合わせ、観光地で観光客がどのような言葉を検索しているのか、あるいは、どのような言葉を検索した人が観光地に訪れているのか、について分析し、観光客の行動との関係性を明らかにします。

九州大学プレスリリース:糸島市と九州大学が『糸島地域における観光人流の見える化』研究を始めます

糸島市記者発表:令和3年度12月定例記者会見