九州大学ICT行動変容ユニット(代表:荒川豊教授)および九州大学持続的共進化地域創成拠点(以下、九大COI)では、with&beyondコロナにおけるコロナリスク低減と社会活動の両立のためICT等による高度な分析結果を使った自律的な行動変容により多くのひとびとが自然と安全安心で楽しめるまちづくりを目指しています。
その一環で、福岡市の繁華街の広範囲に複数のAIカメラを設置した実証実験を開始しました。本実証実験「ICT等を活用したまちの賑わい分析」では、福岡市、天神明治通り街づくり協議会、西日本鉄道、川端通商店街、九州先端科学技術研究所の協力のもと、福岡市繁華街の10カ所に合計17台のAIカメラを設置し、AI画像解析技術を用いて、取得した画像から「属性付き人流データ」を生成し、さらに気象データやイベント情報等を加えることで、様々な要素が売上げやまちの賑わい創出に与える影響を分析します。特に、新型コロナウイルスによるパンデミック終息後の地域経済の復興に向けて、有用性を検証します。
九州大学プレスリリース:https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2178