IEEE ACCESSに行動変容支援システムに関する論文採択

行動変容を支援する際のメッセージの表現方法によって,どのような違いがあるかを調査,分析した研究がIEEE ACCESSに採択されました.この研究では,ウォーキング促進アプリを題材として,メッセージのElaboratenessとIndirectnessを調整しながら,どのような影響があるか(無いかもしれない),また,どういう表現が良いかを調査しました.

本研究では,24人の参加者を対象に,6週間のユーザー調査を行い,コミュニケーションスタイルが,ユーザーの歩行パフォーマンスに影響を与えることが明らかにしました.また,Indirect & Elaborate(間接的で精巧)なメッセージ表現が最も歩数を伸ばし,Direct & Elaborate(直接的で精巧) やDirect & Concise(直接的で簡潔)なメッセージ表現ではウォーキングを促進できないことを明らかにしました.間接的な表現は,直接的な表現に比べて表現が柔らかいため受け入れられやすいのではないかと考えられます.一方で,数値などわかりやすい情報が含まれていないと,進捗状況や達成度がわからず,モチベーションの向上につながらないと考られます.

以下は,メッセージ例です.

Zhihua Zhang; Juliana Miehle; Yuki Matsuda; Manato Fujimoto; Yutaka Arakawa; Keiichi Yasumoto; Wolfgang Minker

Exploring the Impacts of Elaborateness and Indirectness in a Behavior Change Support System Journal Article

In: IEEE Access, 9 , pp. 74778-74788, 2021, ISSN: 2169-3536.

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